吉岡徳仁氏がデザインを手がけたiidaの新機種「X-RAY」は、x-ray=レントゲン線という名前が示すとおり、中身が透けて見えるボディが目を引く。プリント基板や電子部品の形、色、配置を考慮し、外側と内側の両方からデザインされている。上質感を出せるよう、ボディカラーは中身がはっきり見える透明色ではなく、深みのあるRED、BLACK、BLUEの3色を採用した。なお、iida端末にブルーが使われるのがX-RAYが初めて。 モーターが振動する様子も分かる ディスプレイ面、キー面、背面、裏面、側面の全方位から部品が透けて見える。中でもこだわったのが、プリント基板を設けた背面だ。ここにはQualcommのチップセット「Snapdragon」が搭載されており、「QUALCOMM 3G CDMA Snapdragon(TM)」と、型番「QSD8650」の文字を肉眼で確認できる。iidaのコンセプトである