2016年3月29日のブックマーク (2件)

  • チャールズ・マンソンを愛してやまないアンクル・アシッド&ザ・デッドビーツ

    サマー・オブ・ラブは幻想が生み出した社会現象だった。愛に溢れた夏の次には、当然、フォール・オブ・ヘイトが訪れる。1969年8月に起きた「シャロン・テイト殺人事件」は、脳内フラワー・チルドレン、フリー・セックス・フリークスに秋の気配を伝え、同年12月の「オルタモントの悲劇」はヒッピーたちに夏の終わりを宣告した。夏の終わりとともに、『Fun House』(1970)のなかで日差しを避けていた犬たちは、憎悪に満ちた秋のストリートを徘徊し始める。 イギリスのケンブリッジから現れたUncle Acid & the Deadbeatsは、そんな時代のヴァイブスを選り好んで吸収して、ストーナー・サウンドを世界中に吐き散らしている。もちろん、彼らのなかでもフロントマンのアンクル・アシッドことケヴィン・スターズ(Kevin Starrs)は、フラワー時代に咲いた徒花、チャール・マンソンへのリスペクトも忘れて

    チャールズ・マンソンを愛してやまないアンクル・アシッド&ザ・デッドビーツ
    vicejapan
    vicejapan 2016/03/29
    「コイツこそヒッピーだ。とんでもない連続殺人犯だ。だからヒッピーはすべて悪い」ってな具合だろう。 マンソンに関しては、誤解がたくさんある。そうじゃないのに殺人犯にされた。そんな顛末がみんなを夢中にさせ
  • 12年間イーストロンドンのリアルを撮影してきた男

    結局イーストロンドンが一番面白い。これが実際にロンドンで暮らしてみた個人的な感想だ。元々治安が良い地域ではないので、一部の観光ガイドには未だに「夜に出歩くのは危険」なんて書かれていることもあるし、ロンドンに住んでいても「イーストに行ったことなんてない」という人にもたまに出会う。 週末には街が多くの若者で溢れ返り、ときには人が多すぎて通りを歩くのに苦労することもあるくらい、ロンドンの中心地に負けず劣らずの盛り上がりを見せるイーストロンドン。そんな盛り上がりを見て「イーストは商業的なった」とか「これからはサウスエンドの方が面白くなってくる」とか、色んな意見を聞くが、それは見てるポイントがずれてるだけだ。 結局のところ、ロンドンはイーストが一番面白い。個人的な意見としては、イーストの当の姿を見られるのは平日だと思う。特に朝だ。平日の朝にダルストンからホクストン、さらにショアディッチ(脚注①)を

    12年間イーストロンドンのリアルを撮影してきた男
    vicejapan
    vicejapan 2016/03/29
    「消すように言われることもあるけどまあ消さないね。ストリートマジシャンみたいなもので、写真を撮ったらすぐにそこを離れればいいんだよ。」 12年間イーストロンドンのリアルを撮影してきた男