北海道・長万部町にある神社の敷地内で突然、巨大な水柱が出現して町の人を驚かせました。 この大量の水、どこから噴き出したのでしょうか? 長万部町の森の中から突如姿を現した謎の水柱ー その高さはおよそ30から40メートルとみられています。 水柱は激しい音を立てながら、周りの木々を押しのけて勢いよく噴き出しています。 (町民)「75年住んでて初めてみた」 水柱が見つかったのはきのう午後5時ごろ。 噴き出した場所は神社の敷地内です。 (飯生神社宮司 小野雄二さん)「たぶん温泉だと思う、硫黄の匂いがする」 役場によりますと、この場所は60年ほど前に温泉の掘削工事が行われた場所で、この水柱は温泉が噴き出したものとみられています。 神社ではきょうから夏祭りが予定されています。 噴き出した温泉の温度は20度ほどで、付近への危険は今のところ無いとみられていて、お祭りは予定通り行われるということです。