今年も、自称クラッカーたちがCanSecWestカンファレンスで3台のノートPC(それぞれOS X、Ubuntu、Vistaが稼働)を標的として技を競い合った。先週、カナダのバンクーバーで3日間にわたって開かれたこのセキュリティ・カンファレンスは、Mac OS X LeopardとVistaの両マシンのセキュリティが破られるのを尻目に、Ubuntuマシンだけがクラッキングされずに残るという形で幕切れを迎えた。 このコンテストは、TippingPoint社のDigital Vaccine Laboratoriesがスポンサーとなり、同社が新たなバグの検出およびレポーティングのために実施しているZero Day Initiativeプログラムの一環として開催された。コンテストの告知は数週間前に済んでいたが、明確なルールと賞金の増額が発表されたのはカンファレンスのわずか2日前だった。 コンテスト