茶野 3人目の“千葉Uターン”決定 磐田から戦力外通告を受けていた元日本代表DF茶野隆行(33)のJ2千葉入りが決まった。茶野は市立船橋から95年に市原(現千葉)入りして10年間プレーしており、今回が6年ぶりの古巣復帰。すでに元日本代表MF村井慎二(30=前磐田)の6年ぶり復帰、FW林丈統(29=前京都)の5年ぶり復帰を発表しており、今オフ3人目の“Uターン就職”となる。
“変身した怪物”平山ついにA代表初招集へ 日本代表の岡田武史監督(53)が、来年1月6日のアジア杯予選イエメン戦にFC東京のFW平山相太(24)を初招集する意向であることが15日、分かった。日本サッカー界が成長を待ち望んでいた長身FWがいよいよA代表入りを果たす。 今季の平山はひと皮むけた。FC東京では26戦に出場。得点こそ4点止まりも、攻撃の起点となるポストプレー、守備にも奔走し、ムラのあった従来のイメージを一変させた。それまでは「努力を知らなかった」というが、先発に定着した5月以降はオフの日も必ず自主トレを敢行するなど意識改革。そこを岡田監督は見逃さなかった。世界4強を目指す日本代表にとっても期待は大きい。現在、主力FWの岡崎、玉田、大久保らは裏のスペースに飛び出すタイプばかり。1メートル90と世界クラスの高さを持ち、前線でターゲットとなれる存在が待たれていた。 イエメン戦は当初の予
Jリーグ閉幕も…終わらない“秋春制”議論 Jリーグは1部(J1)で鹿島が史上初の3連覇を達成し、幕を閉じた。熱戦のかたわらでは秋開幕、翌春閉幕の「秋春シーズン制」(秋春制)議論の再燃、また大分に代表されるクラブの経営問題が浮き彫りになった1年だった。 シーズンが開幕した3月上旬、Jリーグは昨年から論議されてきた秋春制論争に終止符を打ったはずだった。Jリーグ将来構想委員会(委員長=鬼武健二チェアマン)の結論は「秋春制に移行せず」。クラブ経営のマイナスの影響を考えて導き出した答えだった。 しかし、昨年7月の就任以降、秋春制導入を積極的に推し進めてきた日本協会の犬飼基昭会長は、簡単にあきらめることはなかった。「議論が不十分」として、再検討を求めた。 冬場対策として巨額の設備投資が必要となり、集客の多い夏場に試合がなくなると経営に響くと訴えるJリーグには、新潟など「雪国」のサポーターが後押し
ゴン、横浜FC決定的!カズと85歳2トップ カズ&ゴンの2トップが実現する!今季限りで磐田を退団する元日本代表FW中山雅史(42)のJ2横浜FC入りが決定的となった。J2熊本、JFL町田など複数のクラブが争奪戦を繰り広げる中、中山本人が希望し、FW三浦知良(42)が所属する横浜FCと交渉中であることが判明。この日、成績不振の樋口靖洋監督(48)の解任を発表した同クラブにとっても、元日本代表2トップはチーム浮上の起爆剤となりそうだ。 横浜のピッチに、日本サッカー界をけん引してきた夢の2トップが復活する。カズの所属する横浜FCが、元日本代表FW中山の獲得に乗り出した。クラブ幹部は「話は聞いている。すべてはこれから」と話すが、既に水面下で交渉が進められている。来季、カズ&ゴンの2トップが実現すれば、00年3月15日、日本代表のアジア杯予選・中国戦以来、実に10年ぶりのコンビ結成となる。 磐田退
Jが大分に6億円を融資…返済期限なし Jリーグは17日に都内で理事会を開き、深刻な経営難で今季残り主催2試合の開催が危ぶまれている大分に対し、公式試合安定開催基金から計6億円を融資することを決めた。J1最終節(12月5日)までに必要な金額は3億5000万円だが、その後も人件費、施設使用料などばく大な諸経費の支払いが残っているため、来年1月31日までに2億5000万円を追加融資することになった。 鬼武チェアマンが「経営破たんに近い状態。あってはならない経営が行われた」と話した通り、借金返済のために借金を重ねてきた大分の累積損失は約11億円、債務超過が約5億6000万円で、来年1月31日時点の借入金は約12億円に上る。開幕から低迷してJ2降格が決まった今季は入場料収入が約6000万円減り、スポンサー料の未払いなどもあって資金繰りがさらに悪化していた。 大分からは現時点で来季の再建計画が提示さ
浦和ゴネ得!原口、U―18代表の全活動免除 浦和のFW原口元気(18)がU―18日本代表の今後の全活動を免除される方針が固まった。日本協会は4日、仙台杯(9〜13日)に招集予定だった原口、DF酒井(新潟)に代わり、DF田辺(成立学園高)、MF佐々木(京産大)の選出を発表。所属クラブで主力の原口、酒井に関しては、12、13日のリーグ出場を優先させて特別待遇を認めた形だ。 酒井に関しては今後の調整次第だが、原口は11年U―20W杯の予選を兼ねた11月のU―19アジア選手権1次予選の欠場も決定。さらに来年のU―19アジア選手権、11年のU―20W杯本大会にも出場しない方向が固まった。関係者によると、日本協会は今後、直近のリーグ5試合に60%以上出場した選手のU―18の活動参加を免除するという。 原口は「上のカテゴリーで協会に貢献できれば…」と複雑な表情。浦和の信藤チームダイレクターは「
“逆俊輔効果”地上波からJ中継が消える? 横浜の中村俊輔(31)獲得失敗がJリーグのテレビ中継にも影響した。Jリーグの放送権を年間5試合分持っているTBSが、今季分残り2試合の地上波中継を取りやめることになった。同局は今季すでに3試合地上波で放送したが視聴率は3〜5%台に低迷。特に中村が横浜に復帰した場合の“デビュー戦”とみられていた6月21日の浦和戦(日産ス)は4・9%。大がかりな番組宣伝を打つなど力を入れていただけに衝撃だった。 関係者は「後半戦の2本は見送ることになった。視聴率の問題。特に土、日の視聴率を強化しなければいけない中でJリーグは厳しい」と話す。石川遼の活躍で人気復活のゴルフなら2ケタ視聴率も可能。数字の取れないサッカーは放送しづらくなっているのが現状。 同局は07年から5年間、年間5試合を放送する契約を結んでいる。契約はあと2年残っているが、既に来季も放送は4試
破られた張本さん「悔しい…でもイチローなら」 【マリナーズ1―5エンゼルス】思わず左の拳をグッと握った。目の前で見た快挙達成の瞬間。張本勲氏は「ホッとしたよ。彼らしいヒットだった。見事に、簡単に打ってくれたね。正直、病み上がりだし3、4試合はかかると思っていた。さすが、やっぱりイチローだね」と喜んだ。 前日に続いて、スタンドからイチローの姿を追い続けた。達成の瞬間、前記録保持者としてスコアボードに「Legendary Japanese Baseball Player(伝説の日本の選手)」と紹介された。さらにカラービジョンに姿を映されると、立ち上がって一礼した。 「男みょうりに尽きるね。野球の本場、アメリカに来てこうやって紹介されて…。イチローのおかげ。お礼を言いたいよ。一生の思い出になる」 1週間の滞在予定。しかし17日に帰国すると思い込んでいたイチローは「張本さんのいる前で
福西が引退決意、今後はタレント活動も 02年日韓、06年ドイツ大会と2度のW杯に出場した元日本代表MF福西崇史(32)が現役を引退することが25日、明らかになった。昨年11月30日に東京Vから戦力外通告を受けて移籍先を探していたが、オファーのあったJ2愛媛や韓国Kリーグの釜山とは条件面で合意せず、引退の意思を固めた。近日中に正式発表される。 福西は愛媛・新居浜工から95年に磐田入り。3度のJリーグ年間王者に輝くなど、FW中山、MF名波らとともに磐田の黄金期形成に貢献した。99年から選出された日本代表でもレギュラーをつかみ、うまさと強さのあるボランチとして02年日韓で1試合、06年ドイツ大会では2試合とW杯で計3試合に出場した。 07年にFC東京、08年に東京Vに移籍。J2降格が決まった昨年12月6日の川崎F戦は微妙な判定で一発退場し、敗戦に涙を流して悔しさをにじませたが、その試合
犬飼会長、鬼武チェアマンの反発発言に激怒 Jリーグの鬼武チェアマンが、日本協会の犬飼会長の改革案にかみついた。犬飼会長は若手育成のためナビスコ杯をU―23とオーバーエージ3人で戦う“五輪方式”の採用を訴えているが「U―23にする気は毛頭ない。JのことはJで決める」と反発。「もともと(23歳以下対象の)ニューヒーロー賞がある。素晴らしい大会になっている」と説明し「とやかく言われることはない」と不快感を示した。また、この日のJリーグ将来構想委員会では秋春シーズン制に移行した場合の日程を日本協会とJリーグの双方が提示。犬飼会長は10年秋からの移行を目指しているが、これについても鬼武チェアマンは11年1月にアジア杯が組まれているとして「10年は無理」と私見を述べた。 鬼武チェアマンの発言に対し、犬飼会長もドーハで「Jリーグは協会傘下の一組織なのに“JのことはJで決める”なんて頭が混乱している
さらば天才レフティー…名波が引退決断 磐田の元日本代表MF名波浩(35)が今季限りで現役を引退することが12日、分かった。既にクラブ首脳との会談で引退の意向を伝えており、13日にも正式発表される。名波は来季のコーチ就任は固辞したが、将来の磐田監督就任を希望。解説者などピッチ外での“修業”後、数年後に指導者として戻って来ることになりそうだ。 日本代表の「背番号10」を背負った名レフティーが、ついにユニホームを脱ぐことになった。「(年俸)ゼロ提示を受けず、自分の意思で引退できることは幸せなこと」。名波はクラブや親しい関係者に対し、そう気持ちを伝えたという。 名波は95年に磐田入りし、同年5月6日のコスタリカ戦で日本代表デビュー。97年に磐田のJ1初優勝に貢献すると、99年にはセリエAのベネチアに期限付き移籍した。日本代表でも98年W杯フランス大会で全3試合に出場し、00年アジア杯ではM
首痛回復せず…C大阪・森島が引退 J2C大阪のMF森島寛晃(36)が今季限りでの引退を決意したことが29日、明らかになった。昨年3月に原因不明の首痛を発症して以来、必死のリハビリに努めてきたが、思うように回復しなかったことから現役を退くことを決めた。30日にも正式に発表されるが、今季最終戦となる12月6日の愛媛戦(長居)でのプレーが最後の雄姿となる。 小さな巨人が首痛を訴えてチームを離脱したのは昨年3月のこと。病院を転々として検査を繰り返したが、原因は不明のままで、痛みが治まっては再発する日々の繰り返しだった。「クラブハウスに来て仲間が戦っているのを見るのはつらい」と漏らし、昨季中に1度は引退を決意。この時はクラブ側の説得で翻意し「もう1度ピッチに立ちたい」と強い思いをのぞかせたが、今年に入っても状況は変わらなかった。 気力と体力は限界に達し、26日の仙台戦で来季のJ1昇格が絶望
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