「ニトリ」スポンサー継続 ロゴは袖へ…札幌 来季もニトリがコンサをサポートする(写真は藤田) 磐田FW中山雅史(42)獲得レースに参戦中のコンサドーレ札幌に“追い風”が吹いた。今季限りでの撤退を予定していたメーンスポンサーの家具販売大手「ニトリ」の支援継続が15日までに決まった。掲出ロゴはクラブ側の意向もあり、ユニホームの胸から袖に移る。 「一度は(契約が)ゼロになったものと想定していたが、クラブとして誠意をもって交渉してきた」と札幌・矢萩竹美社長(59)。11月の撤退表明後、粘り強く継続交渉を続けた成果が出た形だ。広告料は年間約2億円から4分の1前後まで減る見込みだが、今回の支援継続は大きな“クリスマス・プレゼント”。中山獲得に向けて、「(正式オファーの際の年俸などが)他クラブと比べて一番下の部類」(クラブ関係者)と条件面での劣勢を認めていたクラブ側にとって、大きなプラス材料となる。