リアルタイムPCR 生田歯科医院ではリアルタイムPCR法による歯周病菌のDNA診断を開始しました。 歯周病の進行度合いの診断は今まで、針でチクチクさして、歯周ポケットの深さを測るプロービング検査が主でした。この検査は計測する歯科医師や歯科衛生士によって、検査の値がかなり変わります。また、歯周病菌によって病的な状態になり、出血しやすくなっている部分を刺すことで出血させ歯周病の程度を調べています。 近年、このような出血を伴うプロービング検査が人体に危険であると主張する病理学者や感染症治療医が増えています。 一般社団法人国際歯周内科学研究会では、12年ほど前から位相差顕微鏡で歯周ポケットの中の微生物の状態で調べ、その状態に応じて抗菌剤や抗真菌剤による感染微生物の除菌を行い、除菌後にプロービング検査を行い歯石取りを行うように主張してきました。そして、その考え方は次第に歯科学会の中でも認められるよう