人間の考え方はいろいろある。自分より優れた人間はいくらでもいるし、劣っている人間も同様にいる。それも単一な軸で測れず、仕事で無能な人が女遊びで有能であったり、尺度の軸が膨大な数になるため、どんな人間からも学ぶ事があると思って良い。無数の人間の無数な考え方がネット上に散らばっている。でも、悲しいかな、人間の頭は物事を忘れてしまう。生き方、考え方がまったく違う人の言う事は頭では解っていても、なかなか頭に定着しない。焦るほど余計に。生き方・立場・考え方が似ている人の言う事はすぐに理解できるし共感もできる。頭にある既存の価値観をなぞるだけなので、あまりプラスにならないのが悲しいけれども。 すぐに忘れてしまう大事な事を頭に定着させるためには、メモを取らなければならない。そしてそのメモを取る行為は、物事を教えてくれる人間に対する「ぼく、勉強熱心なんですよ」というパフォーマンスやメモを取る作業に自己陶酔
── 各論的な話になるんですが、僕自身ブログやニュース媒体に記事を書いて、その反応を見るためにはてなブックマークのエントリーページは見るんですよ。反応をパッと確認するのにはいいツールですし。 ただ、一方で感じるのは、はてなブックマークのコメントって反論しづらいですね。掲示板のような厳密な時制がないこともそうですし、100文字という字数制限があることも大きいんでしょうが、要するに自分の記事に対してこの人はなんか文句は付けているけど、一体何に対して批判してるのか分からないことが結構あるんです。誤読や事実誤認なのかどうかすら分からないみたいな。 システム的に、はてなブックマークってそこで議論するというより、議論のきっかけを作るためのツールなんですよね。でも、きっかけは確かに作っているかもしれないけど、逆に制限がたくさんあることで十分な議論がされず、議論を断片化させている部分もあると思います。それ
ソーシャルブックマークは、ネットの「みんな」が関心を集めているトピックを探すのに便利なサービスだ。中でもIT系に関心が高いユーザーに人気なのが「はてなブックマーク」になる。登録ユーザーの間で、ある種のコミュニティーを形成するまでに至っており、ここ1、2年では、ネットのネガティブコメントに関する議論の発端にもなった(関連記事1、2)。 一体、はてなブックマークは、何を目指して作られて、今後はどこに行こうとしているのだろう。サービスの生みの親である同社執行役員CTOの伊藤直也氏に、ジャーナリストの津田大介氏が話を聞いた。 ── 2005年にはてなブックマークをリリースしましたが、もともと始めたきっかけを教えていただけますか。 伊藤 はてなブックマークは、純粋に「ツール」的なものを作りたいというところが出発点になってるんですよ。ブックマークをオンラインで共有することで、ネットで今話題になっている
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