企業のWebサイトが単なる企業案内から、企業データベースとのシームレスな統合、電子商取引(EC)、それにかかわるセキュリティ管理や効果的な顧客サポートシステムを含んだ企業システムの中核を形成しつつある現在、企業の戦略コンサルティングからサイト構築サービスまでを包括的に提供する企業に注目が集まっている。marchFIRSTやiXLなどに代表されるこうした企業はWebコンサルティング企業とも呼ばれ、急成長を遂げている。 日本でもネットイヤーやメンバーズに始まり、今年に入り電通とmarchFIRSTとの合弁会社が話題を呼び、「SIPS」(Strategic Internet Professional Services)という総称で呼ばれるようになった。ここでは、米国のSIPS発展の過程と現状、今後の展望を探る。 サイト開発から戦略コンサルティングへ 米国では、企業のサイト開発を行うWebデザイン
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