楽天の星野仙一監督は18日、文科省がNPBに対して東京電力と東北電力管内でのナイター開催を慎むよう要請したことについて、「もっと早く言うべきだった」と批判した。 星野監督は「会議の前に言わないかんやろ。すべて後手後手。(開幕日が)決まった後に役人や政治家が言うのはおかしい」などと熱弁。阪神大震災が発生した1995年は開幕まで2カ月以上あったことを指摘し、「(今回は)まだ復興どころじゃない。そういう状況でやるのはいかがなものか」と、セ・リーグが予定通り25日開幕を決めたことにも苦言を呈した。これまで「当事者だから」と直接的な批判は避けてきた“闘将”も、予想外の結論に堪忍袋の緒が切れたようだ。 一方で、開幕延期を再度求めた日本プロ野球選手会については「プロ野球選手は常識人だなと思う。逆に選手がプロ野球を救っているという感じがする」と持ち上げた。 チームはこの日、震災後1週間ぶりのオープン戦を実