オーストラリア・ランドウィック競馬場で行われたオールエイジドS(GI)を、豪州遠征3戦目となった日本のハナズゴール(牝5、美浦・加藤和宏厩舎、N.ローウィラー騎手)が制した。 現地の名手ナッシュ・ローウィラー騎手を背に出走したハナズゴールは、スタートで出遅れ、道中は8頭立ての最後方。直線を向いてもまだ最後方に位置していたが、大外に出し徐々に進出すると、ラスト200m辺りで一気に加速し2着のウィーリー(セ4、豪・C.ウォーラー厩舎)に2馬身差をつけ、国内も含め自身初のGIタイトルを手にした。 同馬のオーナー、マイケル・タバート氏はオーストラリア出身。愛馬が故郷でGIを制覇したタバート氏より喜びのコメントがnetkeiba.comに届いた。 「最高に幸せです。この馬の力を信じた関係者に感謝しかないです。これまではどこに出しても勝てる能力はあると思っていましたが、やはり競馬は思うようにいかないで