子供たちにとって、ぬいぐるみはただの縫い合わせたコットンにあらず。想像力豊かな子供たちは、ぬいぐるみに対し人や動物と接する時と同じような感情を持ち、共に遊び、悩み事を打ち明け、夢を語る。 米フロリダ州に住む6歳の少年、オーウェン・レーク君の大親友はトラのぬいぐるみ、ホッブスである。ところがオーウェン君、テキサス州への家族旅行の際、フロリダのタンパ国際空港にホッブスを置き忘れてしまう。 飛行機に乗ってから気が付いたオーウェン君は、自分のふがいなさに涙が止まらない。ホッブスは世界に1つしかないぬいぐるみである。オーウェン君のおばさんが、オーウェン君の為にと手作りで作ってくれたものなのだ。 母親はすぐさまタンパ国際空港に電話をした。 空港職員は手分けしてトラのぬいぐるみ、ホッブスを探してくれた。そのかいあってホッブスは、子供用のプレイグランドで発見された。ホッブスが見つかって一安心のオーウェン君