東京オリンピックの聖火リレーについて、鳥取県の平井知事はコースの見直しやセレモニーを縮小して経費を2割から3割程度、削減する方向で大会組織委員会と調整していることを明らかにしました。 鳥取県では来月21日と22日に聖火リレーが行われます。 平井知事は1日の記者会見で、聖火リレーのコースを7割程度の自治体で見直すとともに、セレモニーも設備や装飾を簡素化して経費を2割から3割削減する方向で大会組織委員会と交渉し、来週中に具体的なルートなどを示したいと述べました。 また、最終的な決定は組織委員会だとしたうえで、合意の基本線は見えているとも述べました。 知事「お金かけ東京の価値観でやるより地域にあったやり方で」 平井知事は「オリンピックの精神は理解しているが、多額のお金をかけて東京の価値観でやるよりは地域にあったやり方で行い、浮いた費用を新型コロナウイルスの対策に使えば、聖火リレーを応援しようとす