ブックマーク / cloud-leaf.com (1)

  • 祈ったりする。何に、何をも分からないけれど。 – 蒸散する物語

    彼女とTVを観ていた。ぼくは普段TVを観ないのだが、ただ彼女と並んで、古い古いブラウン管TVを眺めているだけでも、何だかひどく、その全体を愛しく思ったりする。画面のなかでは、何やら雲に映像を映すとかいう話を流していた。まるで糞のようだった。子供のころ、しばしば、家族であちこちに旅行に行った。どこの観光地でも同じように、糞のような音楽を垂れ流していた。子ども心にぼくは、その罪とも呼べるほどの腐った感性を憎悪していた。いま、どこかに行くと、ライトアップなどという阿呆な単語で、ただ在るだけで良いものに汚物をぶちまけ、それをアートだなどと呼んでいる。先の雲に何かを映すという話に戻せば、アナウンサーの言葉によると、それは自然を傷つけない何とか、だそうだ。何とか、の部分は、あまりに下らないので覚えられなかった。気が狂っているのかと思う。それは、自然も、人間も、技術でさえも汚染し、冒涜し、傷つけるものだ

    vomiiit
    vomiiit 2013/09/17
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