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  • 初めて自分に好意を抱いてくれた異性の記憶 by 鰹 | エッセイ投稿サービスShortNote(ショートノート)

    17歳の頃、学年で一番太っている男の子と友達でした。彼はいつも50ccの小さなバイクで登校していて、みんなから「バイクが可哀想だ」と言われるくらい太っていました。男友達は多かったけど女子からはあまり人気がなく、誰かが彼を「軽トラック」と呼び始めると、私は罪悪感を抱きつつ「わかる……」と思っていました。 彼とは数日に一度の頻度でポケベル(懐かしい)でメッセージのやり取りをしていました。共通の知り合いが多いわけでもなく、クラスも部活も別々なので、話はあまり盛り上がらなかったけど、なぜか彼は頻繁に連絡をくれました。 ある日、同じクラスの女の子から「あなたが教室にいない時、軽トラがいつもあなたの席に座って男の子達と喋ってるよ」と言われました。私はその意味がよく分からなかったのですが、彼女に言わせると彼が私の席に座る頻度は不自然なほど多いとのことで、つまり「軽トラはあなたのことが好きなんじゃないの?

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    vomiiit
    vomiiit 2017/08/06
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