JRAは4日、84年の3冠馬シンボリルドルフ(牡)が死亡したと発表。30歳だった。 8戦全勝で史上初の無敗3冠馬となったシンボリルドルフは、その後も圧倒的強さでファンを魅了。“皇帝”の愛称で親しまれた。通算成績は16戦13勝。 現役引退後は北海道門別町のシンボリ牧場にて種牡馬として供用され、種牡馬引退後は、千葉県成田市のシンボリ牧場にて繋養されていた。 シンボリ牧場は和田孝弘代表は「この2、3日やや体調を崩しており、昨夜(10月3日)午後8時頃、体に震えが走るような状態になったので、獣医師が栄養剤を投与するなどして様子を見守りましたが、残念ながら本日(10月4日)午前3時、眠るようにしてこの世を去りました。最期は大往生だったかと思います。強かったルドルフの姿は、私だけではなく、競馬ファンの皆様の心の中にこれからも生き続けてくれると思います。とにかく今は、心から“ありがとう”という気持