<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年06月26日 (木)視点・論点 「監視カメラと肖像権」 筑波大学大学院准教授 新保 史生 1 はじめに 世間を騒がす事件や事故が発生するたびに、監視カメラの映像がニュースなどで取り上げられる機会が増えています。 私達の周囲には実に多くの監視カメラが設置されており、コンビニ、銀行、駅はもとより、道路を歩いているだけでも撮影されていることがあります。自宅を出てから家に戻るまでの過程で、一度も監視カメラに写らずに移動することは困難な状況にあるといってもいいでしょう。 カメラについても、小型で映像も鮮明な高性能のカメラが設置されるようになっています。さらに、カメラ付き携帯電話の普及によって、一般の方が携帯カメラで撮影した映像が、動く監視カメラとなる場面も見受けられます。 2 監視カメラの役割と効果 このように、監視カメラが広く
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