人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の著作権の所有を主張する東北新社(東京)が、著作権侵害だとして、同アニメを利用したパチンコ機を製造・販売したメーカーなどを相手取って損害賠償や製造販売差し止めを求めた訴訟の控訴審が15日、東京高裁(石原直樹裁判長)であり、一部の業者が総額2億5000万円の和解金を東北新社に支払うことで和解が成立した。 東北新社は「『ヤマト』の著作権を正当に保有する会社として、今後も権利ビジネスを積極展開する」としている。 平成18年12月の1審東京地裁判決は「著作権はない」として訴えを棄却。東北新社が控訴していた。