2019年11月20日のブックマーク (1件)

  • 21 誤配という戦略 〜 必要とされないものを、いかにつくり続けるか|雑誌『広告』

    人々が必要だと思うものや、社会が必要とするものをつくり、届けることはある意味易しい。ニーズに沿ったものをつくれば、手にとってもらえるからだ。一方、人々が必要性に気づいていないもの、受け手にとって無用に思えるものをつくり、届けるのは簡単なことではない。 そして、それをやり続けることはなおさら難しい。そのことに成功しているのが、思想家の東浩紀さんが経営する出版社「ゲンロン」だ。ゲンロンの戦略は、思想や哲学といった「等価交換の外部」にあるものを「等価交換の回路に忍び込ませる」ことだという。8年以上にわたり、一企業が「等価交換の外部」を人々に届け続けられたのはなぜなのか? 実践の背後にある思想を伺った。 人が必要と気づいていないものを届ける── まず、ゲンロンの活動について教えてください。 会社の設立は2010年です。当初コンテクチュアズという社名で、いろいろな人が集まって自由に雑誌をつくるような

    21 誤配という戦略 〜 必要とされないものを、いかにつくり続けるか|雑誌『広告』
    vtmr
    vtmr 2019/11/20
    “人と人とのコミュニケーションを分厚くして、教師と生徒の間、生徒と生徒の間に、「その人が必要性に気づいていないもの」をお互いに見出せるような環境をつくっていく。そうでなければ、人なんて育てられない。”