2008年2月18日、スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)で牛乳を飲む少年。(c)AFP/SCANPIX SWEDEN/CLAUDIO BRESCIANI 【2月26日 AFP】注意欠陥多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder、ADHD)の息子クリストファー(Christoffer)を持つリタ(Rita、50)は、10年以上前に息子の何が悪いのかを探り出そうとしていたころのことを思い出すと涙を流さずにはいられない。しかし、食事の変更によりすべてがどのように変わったかを説明する彼女の顔には笑みがこぼれる。 「赤ちゃんのころ、固形物を食べさせ始めた途端に何かがおかしいことに気付いた。食べ物が彼の生気を奪い取ってしまうようだった」とリタさんは語る。牛乳や穀物などいくつかの食品を断つまで、クリストファーは受動的行動と多動性行動の