作詞:藤原基央 作曲:藤原基央 何回転んだっていいさ 擦り剥いた傷をちゃんと見るんだ 真紅の血が輝いて 「君は生きてる」と教えてる 固いアスファルトの上に雫になって落ちて 今までどこをどうやって歩いてきたのかを 教えてる 何回迷ったっていいさ 血の跡を辿り戻ればいいさ 目標なんか無くていいさ 気付けば後から付いてくる 可能性という名の道が 幾つも伸びてるせいで 散々迷いながら どこへでも行けるんだ 大事なモンは幾つもあった なんか 随分減っちゃったけど ひとつだけ ひとつだけ その腕でギュッと抱えて離すな 血が叫び教えてる 「君は生きてる」という言葉だけは 一体どれくらいの間 助けを呼ぶ声を無視してんだ その背中に貼り付いた 泣き声の主を探すんだ 前ばかり見てるから なかなか気付かないんだ 置いて行かないでくれって泣いて すがる様なSOS 聴いた事ある懐かし
作詩:藤原基央 作曲:藤原基央 錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 僕等の体を運んでいく 明け方の駅へと ペダルを漕ぐ僕の背中 寄りかかる君から伝わるもの 確かな温もり 線路沿いの上り坂で 「もうちょっと、あと少し」後ろから楽しそうな声 町はとても静か過ぎて 「世界中に二人だけみたいだね」と小さくこぼした 同時に言葉を失くした 坂を上りきった時 迎えてくれた朝焼けが あまりに綺麗過ぎて 笑っただろう あの時 僕の後ろ側で 振り返る事が出来なかった 僕は泣いてたから 券売機で一番端の 一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない その中でも一番安い 入場券を すぐに使うのに 大事にしまった おととい買った 大きな鞄 改札に引っ掛けて通れずに 君は僕を見た 目は合わせないで頷いて 頑なに引っ掛かる 鞄の紐を 僕の手が外した 響くベルが最後を告げる 君だけのドアが開く
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