「つばさ400系、永遠に」 福島駅でラストラン出発式 鉄道ファンに見送られ福島駅を出発する400系車両 新型車両の導入に伴い引退する山形新幹線つばさ「400系」車両の福島駅ラストラン出発式は11日、同駅の在来線ホームで行われ、大勢の鉄道ファンが同車両との別れを惜しんだ。 緊急時以外に在来線ホームから新幹線が発車することはないが、別れを惜しむ鉄道ファンのために、同駅が特別なシーンを提供した。出発式では、同駅の三浦丈志駅長が「今日は鉄道を愛する人たちのためのラストラン。楽しんでください」とあいさつ、三浦駅長やミスピーチキャンペーンクルーらがテープカットやくす玉割りを行った。この日は「400系よ永遠に」と銘打ち団体列車を運行、汽笛が鳴らされ出発すると、集まった約500人の鉄道ファンが名残惜しそうにカメラのシャッターを切った。 「400系」は新型車両「E3系」の導入が4月で完了することから、