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前回の被害事例で見てきたように、オフライン端末に対するセキュリティ対策は、ウイルス対策が全く行われていない場合や古いパターンファイルで運用するなど、状況に応じて様々だ。今回は、オフライン端末に対する現状のセキュリティ対策について見ていこう。 Case1は、ウイルス対策ソフトをインストールしておらず、そもそも何も対応していない状態だ。ユーザー側でアプリケーションをインストールするとメーカーのサポート対象外となってしまうため、ウイルス対策ソフトを導入できない製造ラインで使用される端末などで見られる。 これは、ウイルス対策ソフトだからサポート対象外というわけではない。一般的にソフトウェアには相性が存在し、動作が不安定になる場合があるためだ。このような場合、OSの修正パッチも適用されていないことが多く、もっとも危険な状態だ。 製造ラインの端末では、ウイルスに感染したUSBメモリがコンピューターに接
情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は9月3日、8月の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。また、マイクロソフトが6月と7月に1件ずつWindowsの脆弱性に関する情報と攻撃からの回避策を緊急に公開しているが、特に7月に公開された脆弱性を悪用するウイルスは、今までになかった手口でUSBメモリなどを介して感染を拡大することから注意を呼びかけている。 この脆弱性は、「Windowsシェルの脆弱性により、リモートで処理が実行される」(MS10-046)というもの。これを悪用し感染を拡大するウイルス「W32/Stuxnet(Stuxnet)」は、「細工されたショートカットファイル(lnkファイル)が入っているフォルダをエクスプローラで開くだけで、ウイルスが動き出す」ということが顕著な特徴として挙げられる。これは、今までにない新たな攻撃手口と指摘している。
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