ソフトバンクとヤマダ電機は5月7日、資本・業務提携を結んだと発表した。ソフトバンクは総額約227億円でヤマダ電機株式の5%を取得、第4位株主となる。ヤマダ電機が持つ家電の全国販売網と、ソフトバンクの通信事業などを融合し、少子高齢化に対応した新サービスなどを展開するという。 提携について、ヤマダ電機は「少子高齢化社会に向けての新しいビジネスを創出することと、既存ビジネスの連携強化が目的」と説明。ソフトバンクはヤマダ電機を通じた販売力の強化に加え、ヤマダ電機が持つ全国の店舗ネットワークを生かした生活サポートサービスや、太陽光発電や蓄電池を活用した「スマートホーム」事業と、ソフトバンクのブロードバンドや自然エネルギー事業、ロボット事業の融合を図っていく。 調達資金は新サービスや店舗リニューアルなどに活用する。