ほとんど会話することができない自閉症の子どもの中に「テレパシー能力」を持つ者がいる可能性があることが科学者による実験で浮上した。他人の思考を自由自在に読む驚愕の実験映像とともにお伝えする。 ■他人思考を読める子どもたち 自閉症は軽度から重度まで広いスペクトラムを持つ先天的な脳機能障害だ。一般に、社会性やコミュニケーション能力に障害を抱えており、重度の患者の中にはほとんど身動きせず、意思疎通が極めて困難な者も存在する。 ところが、米ニュースサイト「Collective Evolution」によると、ほとんど会話ができない自閉症の子どもに「テレパシー能力」が備わっているという驚きの研究が報告されたというのだ! 詳しく見ていこう。 元ハーバード大学医学部会員であり、オレゴン州メドフォードの開業医としても活動しているダイアン・パウエル博士は、言葉を話すことができない自閉症の子どもを研究するうちに、