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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (8)

  • 星間物質は3万度超、ボイジャー2号が初の直接観測

    太陽圏の外に出たNASAのボイジャー1号と2号の位置を示したイラスト。太陽圏と星間空間の境界面である「ヘリオポーズ」は、冥王星の軌道を越えたはるか先にある。(ILLUSTRATION BY NASA/JPL-CALTECH) 2018年11月、地球から遠く離れた宇宙の暗闇で、NASAの宇宙探査機ボイジャー2号が探査の大きな節目を迎えた。私たちの太陽圏を脱して、星間空間に到達したのだ。太陽圏の外に出た探査機は、ボイジャー1号に続いて2機目となる。 その1周年を目前に控えた11月4日、学術誌「Nature Astronomy」に5の論文が掲載された。これは、太陽圏と星間空間の境界付近のプラズマを直接観測した初めての報告だ。プラズマは電気を帯びた粒子で、太陽風はその流れである。また、1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、いずれも巨大な氷の惑星である天王星と海王星に接近した唯一の探査機でも

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    w285714 2019/11/07
  • 謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々

    「死者の姿」に見える彫刻の付いた器。考古学を学ぶ大学院生のアナ・コーエン氏が、発掘現場の中央部で作業を進める。ここから石でできたコンドルを囲むように儀式用の器が見つかった。(PHOTOGRAPH BY DAVE YODER, NATIONAL GEOGRAPHIC) まだ謎が多く、文明の名前も定まっていない先コロンブス期におけるホンジュラスの古代都市の遺跡から、貴重な石の遺物がこの数カ月でいくつも発見された。米国とホンジュラスの合同考古学者チームが、「ジャガーの街」と呼ばれる現場の中央にある大きな土塁の基礎部分から、200以上の彫刻物を発見したのだ。(参考記事:「中米ホンジュラス 密林に眠る伝説の都」) 遺物は同国東部のカタカマス近郊にある研究所にヘリコプターで運ばれていった。遺物の研究・保管のため、先ごろ開設された施設だ。(参考記事:「謎の古代文明の遺跡、ホンジュラス政府が保護へ」) 「

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    w285714 2016/02/15
  • 太陽系から最も近い太陽系外惑星が消えた!

    ケンタウルス座α星Bbの想像図。ケンタウルス座α星は三重連星で、想像図にはそのうちの2つの恒星(左がA星、中がB星)と、B星のまわりを公転する惑星Bb(右)が描かれているが、この惑星が存在しないことが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY REUTERS) 科学者が1つの惑星を消滅させた。このほど発表された研究によれば、太陽系から最も近い太陽系外惑星として話題になったケンタウルス座α星Bbは、観測データ上にあらわれた幽霊にすぎないという。 2012年に科学誌「ネイチャー」にこの惑星の存在が報告されたときには、推定質量が地球程度だったこともあり、画期的な発見と評された。ケンタウルス座α星系は、地球からの距離がわずか4.3光年で、『アバター』や『トランスフォーマー』などのSF作品の登場するキャラクターの故郷に設定されている。そんなに近いところに生命が棲んでいるかもしれない惑星が見つかった

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    w285714 2015/11/04
  • 南アの初期人類化石、370万年前のものと判明

    アフリカ共和国で発見された女性の初期人類化石「リトルフット」は、東アフリカで発見された有名な初期人類化石「ルーシー」(アファール猿人)と同じくらい古いものであるとする論文が4月1日付の『Nature』誌に発表された。 リトルフットの発見者である南ア・ウィットウォーターズランド大学のロン・クラーク氏らは、新しい年代測定法を用いて、この化石のまわりの硬化した堆積物が370万年近く前のものであることを特定した。リトルフットの化石も同じ年代のものだとすれば、南アフリカは、東アフリカに奪われていた初期人類の進化の舞台としての地位を奪い返すことになる。 新しい年代測定法により、南アフリカのスタークフォンテイン洞窟で発見された初期人類化石「リトルフット」が370万年近く前のものであることがわかった。(PHOTOGRAPH BY JASON HEATON) 90%以上が残るほぼ完全な人骨 東アフリカの化

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    w285714 2015/04/03
  • 準惑星ケレス、謎の明るい点は水蒸気噴出か

    準惑星ケレスの最新画像。クレーター内に非常に明るい点が見える。(Photograph by NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA) 準惑星ケレスの最新画像から、謎の明るい点の正体について、水が凍った氷とみられること、水蒸気のプルームを噴き出した可能性があることが示唆された。この星が、「死の星」とはほど遠い存在であった可能性がある。 画像は、現在この星に接近しているNASAの探査機ドーンが撮影したもので、米国テキサス州で開催されている月惑星科学会議で報告された。「ケレスの地中の状況について手がかりを与えてくれるエキサイティングな発見」と科学者は言う。 ケレスの1日を通して、この明るい点の見え方は変化する。 「日中は明るくなりますが、夕暮れになるとずっと暗くなり、最後には完全に消えます」とドイツのマックス・プランク太陽系研究所のアンドレアス・ナテュース氏は言う。

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    w285714 2015/03/21
  • 謎の古代文明の遺跡、ホンジュラス政府が保護へ

    ※この発見についての詳細は、2015年12月30日発売の『ナショナル ジオグラフィック日版』2016年1月号で、見つかった都市の想像図や写真を含めて詳しく紹介します。 ホンジュラスの密林モスキティアで発見されたばかりの遺跡現場を警備する武装兵士。(Photograph by Dave Yoder, National Geographic) ホンジュラス共和国のフアン・オルランド・エルナンデス大統領は、国の東部で最近新たに発見された「失われた都市」の遺跡現場に警備兵を配置し、保護に努める考えを明らかにした。3月上旬に、ナショナル ジオグラフィックが遺跡発見までの模様を独占取材した際、盗掘や違法な森林伐採が遺跡を脅かす恐れがあると報じていた(参考記事:「謎の古代文明の遺跡を中米で複数発見、マヤとは別」) 現場が初めて特定されたのは2012年のこと。LIDAR(Light Detection

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    w285714 2015/03/21
  • ペットとして人気の吸血鬼カニ、新種と判明

    新種と判明したバンパイアクラブの1種Geosesarma dennerleは、紫色のハサミが自慢。(Photograph by Chris Lukhapu) 鮮やかな黄色い目を持つことからその名が付いたとされる淡水性のカニ「バンパイアクラブ」。以前からペットとして人気を博しているこのカニの仲間には、どこで採取されたのかがあやふやなものも存在していた。 ところがこのほど東南アジアで実施された調査によって、特に需要の大きい2種が新種であることが判明、学名Geosesarma dennerleとGeosesarma hagenと名付けられた。これらのカニは、インドネシア・ジャワ島のそれぞれ別の渓谷から発見された。 「今回のカニはある意味特殊なケースです。10年も前からペット市場に出回っていましたが、どこから来た種なのかがわかっていなかったのです」と、ドイツのアクアリスト(水槽での生物飼育の専門家

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    w285714 2015/03/21
  • マヤの水の神殿を発見 “激動の時代”の爪跡か

    ベリーズの静かな森にたたずむ深い泉に、古代マヤの人々に“干ばつカルト”が広がっていたことを示す遺跡が眠っていた。マヤの人々は、文明国家が滅びないようにと雨の神に供物と祈りを捧げたようだ。 今回、考古学者のグループがベリーズのカラ・ブランカで発見したのは、水の神殿の遺跡だ。小さな広場があり、朽ちた小屋と小さな2つの建造物の名残がみられる。中心となる建造物は、人々がマヤの雨の神や地下界の悪魔に供物を捧げたとみられる深い泉の淵にひっそりと建っている。 ベリーズのカラ・ブランカにある泉を探索した結果、干ばつ期に神への供物が増えていたことがわかった(Photograph by Tony Rath Photography) 遺跡からは、古代マヤ文明の崩壊期に干ばつに見舞われた人々の信仰が見てとれる。ピラミッドを築いたマヤ文明は、長きにわたり中央アメリカの広範囲で繁栄したが、西暦800年以降、ほとんどの

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    w285714 2015/03/18
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