言語を知らなくても簡単にAndroidアプリが作れる――。誰でもプログラマになれる“驚愕”の開発ツールが登場した。米Google社が提供する「App Inventor」だ。早速、開発のしやすさを体験してみた。 米Google社は2010年12月16日、Androidアプリを開発するためのツール「App Inventor」のベータ版を一般公開した。同年7月から登録者のみに提供していたものだ。ツールおよびWebサービス、Javaアプリの3つの組み合わせで実現している。 App Inventorの特徴は、プログラムをコーディングしなくても、Androidスマートフォンで動作するアプリが即席に作れること。パズルを組み合わせる感覚でプログラムを作成できる(図1)。Javaを知らない人でも、Androidスマートフォンを持っていれば、そのまま個人用のアプリが即製可能だ。
誰でもAndroid開発できるApp Inventorの基礎知識:App Inventorでアプリ開発はどこまでできるのか(1)(1/3 ページ) プログラミング未経験でも手軽にAndroidアプリが作れるApp Inventor。本連載では、App Inventorでアプリを作り、使用しているコンポーネントに関して実際にJavaのAPIと比較して、できることを検証していきます。 「コードが書けない」人を救う「App Inventor」とは 「App Inventor for Android」とはGoogle Labsで公開されているAndroidアプリを作成ツールです。通常Androidアプリ作成/開発を行うには「Eclipse」というツールを使用し、プログラミング言語はJavaで開発するものと決まっていました。 しかし、このApp InventorではEclipseもJavaのコードも
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