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2018年10月6日のブックマーク (2件)

  • なぜ人は風俗に行って名文を生み出すのかー風俗増田30選と「行きて帰りし物語」 - 今にも崩れそうな本棚の下で

    はじめに 鼠の小説には優れた点が二つある。セックス・シーンの無いことと、それから一人も人が死なないことだ。放って置いても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。 村上春樹は、デビュー作「風の歌を聴け」で、このように書いています。 もっとも、彼自身の小説に、性的なシーンが多く見られるのは周知のとおり。 「ノルウェイの森」については、自身で「セックスと死のことしか書いてない」と述べているくらいです。 村上春樹に限らずとも、性的な描写のある文学作品は、珍しくありません。 はてな匿名ダイアリー増田)においても、性的な要素と読み応えが両立する記事が、数多く存在します。 今回は、性風俗に関する増田の中から、何かしら心を動かされた記事を紹介します。 風俗増田30選*1 思い出のこと 副業で風俗レポを連載していたのだが、 ソープに行ってきた 小さなストリップ劇場にて 「まだまだ童貞半人前」 あるいは 「高

    なぜ人は風俗に行って名文を生み出すのかー風俗増田30選と「行きて帰りし物語」 - 今にも崩れそうな本棚の下で
  • 「キン肉マン」ウォーズマンに寄せて

    息も絶え絶えにリングの上に転がりながら、ウォーズマンはロビンマスクにこう尋ねた。 「だれかオレの顔を見て笑ってやしないか?」 ロビンマスクは彼を見つめ、力強く声をかける。 「だれも笑ってやしないよ」 心から安堵すると同時にウォーズマンの全身から力が抜けていく。 それを抱きとめながらロビンマスクは涙をこぼす。 こんな感動的な場面から始めたい。 これは漫画「キン肉マン」に登場する一人の超人、ウォーズマンについての一つの考察である。 ウォーズマンはロビンマスクの弟子として、漫画「キン肉マン」の第8巻、 『第二十一回超人オリンピック編』から登場する超人だ。 人間とロボットの間に生まれ、そのどちらにも属さない「ロボ超人」である彼は登場時、 その残酷さによって読者に強烈なインパクトを与える。 針状の爪を発射する武器、ベアークローを使って対戦相手を惨殺、 練習のためにグラウンドを走る死刑囚149人のうち

    「キン肉マン」ウォーズマンに寄せて