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2006年3月14日のブックマーク (2件)

  • 虚業という言葉について - My Life Between Silicon Valley and Japan

    サンデープロジェクトでは、実業か虚業かとかいう無意味なテーマが話し合われ、その中で僕のも紹介されたらしい。 虚業。 嫌な言葉だなぁといつも思う。嫌な言葉のわりに、日の製造業系、重厚長大系の企業幹部は、この言葉をとてもカジュアルに使う。自分たちがやっているのは「実業」だけど、君がやっているのは、たかが「虚業」だろう、というふうに人を見下すのである。 「君もそろそろ虚業を卒業して、実業の経営をやる時期なんじゃないかい」 こんな言葉をいつも投げかけられてきた。 僕は二十代後半から米国のコンサルティング会社に勤め、シリコンバレーでコンサルティング会社を興して八年になる。経営コンサルタントという職業に誇りを持ち、プロフェッショナルとして仕事をしてきたし(そろそろ二十年)、自分が興した会社にも誇りを持っている。 それで、あるときからこういうルールを自分に課した。 それがどんな公式な場であれ、僕の事

    虚業という言葉について - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • どさにっき

    2006年3月1日(水) ■ qmail のセキュリティ _ しつこく。 _ このまえパッチをあてた qmail がセキュアかどうかわからん、と書いたが、実はわしはパッチのあててない素の qmail もセキュアではないと考えている。 _ djb の考える安全というのは、たとえばバッファオーバーフローとかで外部からコードを注入されない、万が一そういう穴があっても被害を最小限に抑えるためによけいな権限を持たない、というプログラマ的な観点に立ったものである。 _ でも、セキュリティってのはそんな狭いものじゃない。何をしたのか、という記録を残して、後から調査・追跡が可能なようにしておくこともセキュリティの重要な要素なのだが、qmail はそれをしない。 _ qmail-send はログを吐くが、qmail-send というのはメッセージがキューに入った後を受け持つプログラムであり、キューに入るまで