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東京電力と原子力損害賠償支援機構が新しい総合特別事業計画(再建計画)で、東電の「脱・実質国有化」への道筋を示す。2016年度で実現させるには経営改革に3年間集中し、持続的な収益拡大基盤をつくることが不可欠。その成否のカギを握るのは柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)だ。順調に再稼働する保証はなく、再建計画の行方には不透明感が残る。再建計画では柏崎刈羽2、3、4号機の稼働は10年間「未定」とする。07
無人探査ロボット(ローバー)を月に着陸させ、最初に500メートル走らせたチームが米グーグルから20億円をゲット――。そんな壮大なレースに参戦する日本企業がある。ローバーの開発やロケット打ち上げにかかるコストは最低でも数十億円。優勝しなければ大損だが、月面レースをやり遂げれば、その先に宇宙ビジネスへの無限の可能性が広がる。20日、太平洋に面した浜松市の中田島砂丘。灼熱(しゃくねつ)の砂の間を不思
鳥の世界に異変が起きている。日本鳥学会は、外見などからタカやコンドルに近いとしていた猛禽(もうきん)類のハヤブサを「インコ、スズメの仲間」と変更。特別天然記念物のトキも、コウノトリ目からペリカン目に変わった。DNAの研究が進み、大きさや性格が異なる鳥たちの意外な間柄が分かってきた。国内の自然界で確認されている鳥は約630種類。同学会は昨年9月、「日本鳥類目録」を12年ぶりに改訂し、DNA分析の
東京電力福島第1原発事故で、原発から半径20キロ圏内に取り残された牛の内部被ばく調査を進める福本学東北大教授(病理学)らの研究グループが、母牛よりも子牛の方に高濃度の放射性セシウムがたまっていたとの研究結果をまとめ、23日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。福本教授は、子牛と母牛が全く同じ物を食べていたとは限らないとした上で「代謝が盛んな子どもの方が、放射性物質がたまりにくいとされるが
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