自分たちの給与待遇について納税者から激しい怒りを買っている米国金融市場の幹部らは、Googleトップの3人が2008年に採用した手法に注目したほうがいいだろう。その手法とは、各自の年間給与は1ドル、ボーナスなし、株式供与およびストックオプションもなしという内容である。 Googleは、2005年以降は毎年、共同創設者のLarry Page氏とSergey Brin氏、最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏に対して、「市場に見合った」給与を支給する方針を採用してきたものの、3人は2008年中、以前と同様に報酬を断ったことが、米国時間3月24日に監査機関へ提出された書類から明らかになった。Googleは「Eric、Larry、Sergeyの3人は、自ら報酬を受け取ることを拒む決定を下し、引き続き1ドルの基本給のみを受け取ることを選んだ」と述べている。 また、同社は、トップ幹部に対
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