内容説明 親子で愉しめる懐かしいペットとの生活。お父さんの少年時代が蘇る。 目次 第1章 いつだって子ども達のアイドル昆虫(デパートに登場してテレビニュースにもなった―カブトムシ;今も子ども達に大人気―クワガタ ほか) 第2章 身近な水生生物達(縁日の定番金魚すくい―金魚;ボウフラ退治に大活躍―メダカ ほか) 第3章 お母さんの嫌いな爬虫類・両生類(絶対とれないカメすくい―ミドリガメ;ゼニガメって知ってる―イシガメ ほか) 第4章 昭和のコンパニオンアニマル達(アメ横のアイドル―パンダウサギ;人気独り占め―スピッツ ほか) 著者等紹介 安斉裕司[アンザイヒロシ] 1967年生まれ。立教大学文学部卒業後、観賞魚専門誌『アクアライフ』(マリン企画刊)編集部勤務。以後独立、主にエキゾチックペット、アウトドア関連書籍・雑誌の製作に携わるかたわら、動物写真家・狩野晋氏に師事。動植物の写真を撮影してい
庄司薫 「薫ちゃん四部作」 [中公文庫 1969〜1977年] 思うところあって、「薫ちゃん四部作」を読み返してみた。 まず年代的なことを確認しておく。 1959年 「喪失」(福田章二名義) 中央公論新人賞 1969年 「赤頭巾ちゃん気をつけて」 芥川賞 設定69年2月 1969年 「さようなら怪傑黒頭巾」 設定69年5月 1971年 「白鳥の歌なんか聞えない」 設定69年3月 1977年 「ぼくの大好きな青髭」 設定69年7月 「赤頭巾ちゃん気をつけて」は、1969年の中央公論5月号に掲載された。作品の舞台は同年2月の東大入試中止直後の時点に設定されているわけだから、かなりリアルタイムに書かれたといえる。(同年3月ごろの執筆らしい) 庄司薫、本名福田章二は1937年生まれで、日比谷
タイトルを試験的に変えてみます。"Turning and turning in the widening gyre."(Yeats "The Second Coming") 四元康祐という優れた詩人に「パリの中原」という作品がある。 パリのルーブル美術館を訪れた語り手が、そこで中原中也に話しかけられる。「僕、中原中也って云うんだ。おじさん、君の名は?」語り手と中原は話しながらパリを歩く。フランス詩が好きな中原は生前、「英米の詩は読む価値がない」と言い放ったが、語り手はエリオットとヒーニーの仏語訳を彼に手渡し、英米の詩もそれほど悪いものではない、と言う。 ユーモアに溢れた短い詩で、「中原と語り手」の関係は一見「ヴェルギリウスとダンテ」の関係に似ているけれども(作者には"Beatrice, who?"という詩もある)、『神曲』地獄編とは雰囲気は全く違って、文体も内容も軽快だ。 以下、私の勝手な
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