サッカーJ1・モンテディオ山形への応援募金が、22日までに3000万円を突破した。昨年12月1日の昇格決定以降、自治体や企業、個人を巻き込んだ支援の輪は、県民運動のように広がりを見せている。チームを運営する県スポーツ振興21世紀協会(海保宣生理事長)は今後、選手補強費に充てるなど有効活用していく方針。 善意の内訳を見ると、サポーター有志や企業などによる寄付金が986万円。県内の飲食店やスーパー、公共施設などで受け付けている応援募金は2078万円を超えた。1000円以上を寄付した人にリボン型マグネットをプレゼントする仕組みで、22日現在、約2万枚が県民の手に渡っている。 東根市を皮切りに始まった取り組みは、草の根運動のように拡大。開幕後、募金の受付期間を延長するケースも増えている。海保理事長は「J1昇格のインパクトが通用するのは3カ月間くらいかと思っていたが、今はもっと大きな広がりに