ソニーは2日、電子書籍専用端末「リーダー PRS―G1」を4千円引き下げて税込み1万800円にしたと発表した。携帯電話回線を利用して電子書籍をダウンロードできる。米アマゾンが同じような端末を1万2980円で19日に売り出すため、対抗する。楽天も、携帯電話回線は使えないが、1万円を切る端末を11月と12月に相次いで発売する。
日米両政府は5日から日米共同統合演習を行い、沖縄県の周辺海域を島に見立てて離島奪還の模擬訓練を実施する。当初は無人島を使った奪還訓練が予定されていたが、岡田克也副総理がこの方針を撤回させていたことが2日、複数の政府高官の証言で判明した。尖閣諸島の国有化に対する批判を強める中国への配慮があったとされる。野田佳彦首相も岡田氏の判断を追認しただけで、方針を覆した日本政府の対応に米側は不信感を高めている。混乱の舞台裏を検証した。◇ 「よし、それでいい」 10月上旬の首相官邸。外務・防衛両省の説明を聞いた岡田氏は、11月中旬に無人島の入砂島(いりすなじま)(沖縄県渡名喜村(となきそん))で日米共同奪還訓練を行うことを了承した。首相も10月9日に説明を受け、異を唱えなかった。 防衛省は「ゴーサインが出た」と米国防総省に連絡した。 同じ頃、両省内には岡田氏の了承をいぶかる情報が駆け巡った。ある政府高官は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く