深夜の一人勤務「ワンオペ」が問題視された牛丼チェーン「すき家」。第三者委員会による労働環境改善の提言を受け、10月から、午前0時〜5時のワンオペ解消に踏み切った。 新しい勤務体制により、労働環境はどう変化したのか。実際にワンオペが解消したのかを調べた「ブラック企業対策プロジェクト」は10月15日、東京都内で記者会見を開いたが、その場には、すき家でアルバイトとして働く大学3年生の男性も出席していた。 記者会見が終わったあと、この男性にインタビューし、「すき家バイト」の実態について聞いた。 ●ワンオペ解消後も「9時間休憩なしで働いている」 「僕は、10月まで深夜にワンオペで働いていました。 昔、バイトの先輩がワンオペをしていて強盗に入られたと聞いたことがあったので、ワンオペが廃止されると知ったときは、『そりゃそうだよね。良かった』と安堵しました。 僕が働いている店では、10月からワ