足の上の部分を「太もも」とよぶことに関しては、特に異論はありません。それはそういうものだと思っています。しかし、その下の部分を「ふくらはぎ」とよぶことに関しては、異論を唱えずにはいられないのです。はっきりと言いましょう、何でやねんと。 上が「太もも」であれば、下は「細もも」ぐらいがちょうどよいのではないでしょうか。「ふくらはぎ」なんてわかりにくいし、覚えにくいし、パッと思い出せないのです。ふくらはぎの裏側がつることを「こむらがえり」と言いますが、まずなぜ「こむら」なのかがわかりません。そして、なぜ「こむらが返る」ことが筋肉の痙攣につながるのでしょう。そもそも、ふくらはぎの痙攣なのですから「ふくら返り」ならわからなくもないのですが、実際は「こむらがえり」です。とはいえ「こむらはぎ」とも言わないのです。わけがわかりません。 つまり、めちょんこややこしいのです。ただでさえ、今の世の中は情報があふ