シャープ、パナソニック、ソニーと、今は亡き三洋電機に続き、日本を代表する家電メーカーが揃って大変な状況に陥っています。今日は、彼らがここまで落ちてきた歴史について、まとめておきましょう。 1.流通に価格決定権を明け渡し、その状態を放置した 振り返れば家電各社の凋落は、20年以上前、いわゆる量販店に価格決定権を握られ、その状況を長らく放置してきたことから始まっています。 その昔、家電製品の大幅な値引き販売をするダイエーに怒ったパナソニック(当時は松下)が、ダイエーへの商品供給をストップするという事件もありました。けれど全体としては、メーカーは量販店の販売力の巨大さにひれ伏し、主力商品の価格決定権を易々と流通に明け渡してしまいました。 この時から、商品が飛ぶように売れても、そこから厚い利益を得て、次の画期的商品の開発原資とする、というサイクルが回らなくなったのです。 流通に価格決定権を握られな
毎日の仕事でくたくたに疲れ、スーパーで買い物をする気力もなく帰宅して冷蔵庫を開けるとめぼしい物は何もない―。そんな経験を持つ人の強い味方となりつつあるのが、食料雑貨配達のInstacartだ。 米サンフランシスコのベイエリアでサービスを始めたばかりだが、携帯端末でのオーダーから宅配まで最短1時間というスピードを武器に急速に支持を拡げている。同社はこのほど2300万ドルを調達。今後は他のエリアでもサービスを展開する。 InstacartのアプリはiOSとAndroidに対応している。Facebookのアカウントをリンクさせると、商品のページに移動する。オーダー後は配達予定時刻をテキストメッセージで知らせてくれ、レシートはメールで届く。配達料は、注文から配達までが1時間以内だと14.99ドル、3時間の場合は3.99ドル。初回のみ無料となっており、年会費99ドルを払えば配達料なしで何回でも利用で
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