javaコマンドはクラスファイルを実行するツールです。javacコマンドなどでソースファイルからコンパイルしたクラスファイルは、すべてこのjavaコマンドを介して実行されます。 クラスファイルとは、コンピュータ固有の環境(CPUなど)とは完全に独立した仮想的なコンピュータ、Java Virtual Machine(Java VM)上の実行ファイルのことです。javaコマンドは、このクラスファイルを実行するために、まずJava VMを起動します。起動したJava VMは、javaコマンドに指定されたクラスファイルを読み込み、その実行を開始します。以下では、このjavaコマンドの使い方について説明します。 なお、javaコマンドは基本的に、DOSプロンプトまたはコマンドプロンプト上で実行します。 ■クラスの実行 javaでクラスを実行する方法は簡単です。DOSプロンプトまたはコマンドプロンプト