「コイル」と呼ばれたり「インダクタ」だったり、教科書には「バネ状」のコイルが説明してあるのに実際に使うコイルは似ても似つかぬ面実装型だったりと、初めて扱うエンジニアにとって、とっつき難い部品のひとつかもしれません。 抵抗器R、コンデンサCと共に受動部品を構成する重要な部品であり、電子機器には必ず使われます。本編では、ほんの少しの電磁気学を駆使して、インダクタについて理解を深めてみましょう。 電線に電流が流れると電線を中心とした同心円状に磁界が発生します。そこで、電線を(図 1) のように「バネ状」に成形すると、コイル内部では磁束が同一方向になって強められます。この巻数を調整することによって、巻数に比例した磁界を発生させることができます。これがコイルの原理です。 コイルに電流が流れると磁界が発生し、逆に磁界が変化すると電流が流れます。 (電磁誘導の法則)
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