2011年4月11日のブックマーク (2件)

  • 【東日本大震災】津波から児童生徒3000人全員を救った釜石の3つの秘訣 - MSN産経ニュース

    津波から、自分の命を守り抜いた子供たちがいる。岩手県釜石市立の14の小中学校全校は、校内にいた児童生徒約3千人全員が無事。掛け替えのない命を救った独特の防災教育に注目したい。 釜石市で防災教育に携わってきた群馬大学の片田敏孝教授(災害社会工学)は子どもたちに呼び掛け続けてきた。要点は三つ。一つは「想定を信じるな」。市教委とともに各地の津波浸水状況、避難経路を想定したハザードマップを作った。子供に登下校時の避難計画も立てさせ、基礎知識を刷り込んだ。しかしあえて「その想定を信じるな」と教えた。想定に頼れば、想定外の事態に対応できなくなるからだ。二つ目は「その状況下で最善の避難行動を取ること」。事前にどんな想定をしても、実際の津波は単純ではない。三つ目は「率先避難者たれ」。人のことは放って置いてもまず自分の命を全力で守ること。「必死で逃げる姿」が周囲への最大の警告になるからだ。

  • 【放射能漏れ】無人機で燃料プールの状況確認 東電が福島第1原発で - MSN産経ニュース

    東京電力は10日、福島第1原発で、米国製小型無人ヘリコプター「T-ホーク」を使い、原子炉建屋内の使用済み核燃料プールなどの確認作業を実施した。同ヘリで、施設の状況を確認するのは初めて。15時59分に離陸し、約30分間、1~4号機の地上150メートル地点から状況を確認した。画像については、11日に公表する予定という。 東電によれば、無人ヘリを使うことで、爆発などで原子炉建屋の屋根が吹き飛んだ1、3、4号機のプールの状況確認が行えるほか、プール付近の空中放射線量が測定できるという。 同ヘリは、米軍がイラクなどでの偵察活動に使っている。無線で遠隔操作ができるうえ、ホバリングや垂直移動が可能で、障害物を避けながらプールに接近することができるという。