創刊100年、新潮の次世代ラインナップ「新潮文庫nex」は、新潮文庫だからできる「キャラクター」と「物語」を融合させた「面白い」エンタメ小説を目指す、らしいです。面白いエンタメ小説であり、とりわけキャラクターを重視した小説というと、そのまんまライトノベルなわけですが、新潮文庫nexはライトノベルレーベルではなく、既存の新潮文庫という枠組みの中で展開していくそうです。こういった試みは特別目新しいものではなく、角川文庫は既存の一般文芸レーベルのなかで角川キャラクター文芸というライトノベル枠の作品を刊行していますし、角川ホラー文庫がほぼラノベ化している事も今に始まった事ではありません。他にもかつては「一般文芸の棚に置いて下さい」と要請していたと噂されるメディアワークス文庫、ライトと文芸の融合を目指した富士見L文庫などなど、書店視点では主にライトノベル棚に置かれている自称一般文芸、もしくは一般文芸
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