沈没船にお宝は眠っているのか? という話を、「伊集院光とらじおと」のゲストである水中考古学者の山舩晃太郎さんが話されていて興味深かった。 よくアニメや漫画に出てくる、沈没船に沈んだ財宝を見つける冒険ロマン。 沈没船というと、僕らは宝箱から、金銀財宝が溢れ出ている。あのイメージが強い。 はたしてこれは、真実なのかというと……限りなく、その可能性は低いという結論だった。その理由が面白い。 ■ 中世以前、唯一海を越えて移動できる交通手段が船だった。 つまり、現代でいうところの車に該当する。 だから沈没船は、今の感覚だと自動車事故と同じ海難事故だという。 じゃあ交通事故に遭ったトラックに、大量の金品が積んであるかというと……まあ、普通の荷物が積んであるだけだよねって話。 伊集院光「俺の頼んだAmazonが積んであるだけですね」 ■ 世界に沈んでいる沈没船は、少なく見積もっても300万隻以上は眠って