体重268グラムで生まれた男の赤ちゃんが無事に成長して、今月、退院したと東京の慶応大学病院が発表しました。病院によりますと、赤ちゃんに大きな病気はなく、元気に退院した男の子としては、世界で最も小さく生まれた赤ちゃんだとしています。 赤ちゃんは、両手に収まるくらいの大きさで、約6か月間、新生児の集中治療室で呼吸や栄養の管理をしたところ、3238グラムまで成長し、今月20日に大きな病気もなく元気に退院したということです。 病院によりますと、元気に退院した男の子としては世界で最も小さく生まれた赤ちゃんだということです。 世界で小さく生まれた赤ちゃんの情報を集めた、アメリカのアイオワ大学のデータベースによりますと、体重300グラム未満で生まれて元気に退院した赤ちゃんは、世界で23人が記録されていますが、そのうち男の子は4人だけで、最も小さかった男の子は2009年にドイツで生まれた274グラムの赤ち
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