ブックマーク / www.keystoneforest.net (10)

  • 青春18きっぷ 神戸から東京へ3泊4日の旅 第1回 子供たちとの旅の思い出 - 森の奥へ

    はじめに、お断りをさせていただきます。 今回の記事『青春18きっぷ 神戸から東京へ3泊4日の旅』は、ブログ「森の奥へ」の過去記事『山、青春18きっぷで東京へ行く 1』~『山、青春18きっぷで東京へ行く 5』の5記事に東京旅行編を加えて書き直していくものです。 過去記事では、神戸駅を朝7時に出発して夕方17時頃東京駅に到着するまでの東海道線全線乗車の旅を書きました。 記事の内容は、どちらかと言うと、青春18きっぷで神戸東京間を旅行するときのマニュアル的なものになっています。 ですが、記事を書いてから時間が経っていますので、電車の乗り継ぎや時刻表等、いろいろ事情が変わってきている場合もあるかと思います。 ですので、今回は旅行の記録をまとめる、という個人的な思いから書き直していこうと思っています。 どうぞ、その点についてご了承くださいますように。 こちらが過去記事です。 ブログを書き始め

    青春18きっぷ 神戸から東京へ3泊4日の旅 第1回 子供たちとの旅の思い出 - 森の奥へ
  • 追憶 (創作短編小説) - 森の奥へ

    「親父は? 何時くらいに帰ってくるの?」 居間のコタツにもぐりこんで、おかきを頬張りながら僕は母に尋ねた。 「お父さん? お父さんはね、今夜は夜勤。祐くんが帰ってくるから誰かに代わってもらったらって、言ったんだけど。照れくさいんじゃないの? だって、いつだったか祐くん、お父さんと二人で墓参りに行ったことあったでしょう。あの時、何も話すことがなくって、お互いに車の中でぶすっと黙り込んだままだったって、後でお父さんぼやいてたよ」 「祐くん祐くんって、もう大学生なんだから。祐樹でいいんだけど」 母はいくつになっても僕のことを幼い頃と同じ言い方で呼ぶ。 僕がそう返すと母はくすくす笑い出した。一体何がおかしいんだか。 「ちょっと待っててね。今探してるんだけど。どこにしまったかなぁ」 母は相変わらずの貧乏性で、落ち着いて話をする暇もない。僕が帰省してくるなり、服の汚れを目ざとく見つけて、洗濯するしない

    追憶 (創作短編小説) - 森の奥へ
  • あぶさん、軒醒め、お酒好きになった理由。 - 森の奥へ

    アルコールのお話です。 前回の記事について KONMA08さん (id:konma08) から、小さい頃赤ちょうちんのお店に連れていってもらったときに見た、ご自身のお父様の飲み方が「カッチョええ」と思った(のがお酒好きになったきっかけ)、というコメントをいただきました。 あ、カッコ内はわたしの想像です。 この記事へのブックマークコメントを読ませていただくと、コメントをお寄せくださった方々が抱いておられるそれぞれのアルコール観がとても興味深くて、いろいろと想像をたくましくさせていただきました。 いつもコメントいただき、ありがとうございます(^_^) 思ったよりアルコールNGの方が多くて意外でした。 長男Mを擁護してくださったのでしょうか。 お気遣いありがとうございます。 ところで、KONMA08さんは、、、けっこういける口のようですね。 ブックマークコメントの中で、ナマけものさん(id:fl

    あぶさん、軒醒め、お酒好きになった理由。 - 森の奥へ
  • 父親と飲む、息子と飲む。 - 森の奥へ

    父親と飲む。 もちろんアルコールを。 この場合、ビールよりは日酒が合いそう。 最初のうちは注ぎ合うんだけど、ビールをタプタプタプタプと注ぐより、日酒をクッと注ぐ方がすぐに済む。 なので、なんとなくそっちの方が良さそう。 用意したのは、辛口の地酒で吟醸クラス。 酒屋の店主におススメを訊いて、このときのために買ってきたもの。 肴は魚。 前の晩に干しておいたイカの一夜干しを炙ったのと、鮪と鮭と鯛のお刺身、それと白菜の浅漬け。 キュウリの酢の物に小あじの南蛮漬けもあったらうれしい。 もちろん〆は鶏ゴボウの釜飯。 ああ、うまい。 父は酸っぱいものが好物でした。 父親と飲む。 良いですね。 父はわたしが二十八のときに亡くなりました。 父が勤めていた会社は当時五十五歳が定年で、父が退職金を手にしたのは寝たきりになったベッドの上でした。 父は脳腫瘍でした。 一度手術して腫瘍を取り除き日常生活ができるま

    父親と飲む、息子と飲む。 - 森の奥へ
  • 山猫@森の奥へ プロフィールにかえて2 - 森の奥へ

    長男Mは大学1年生。 この春から大学生になりました。 高校時代はほとんど部活動をするためだけに学校に行ってたかな? Mについての記事は中学高校と続けたバレーボールに関することばかりだったでしょうか。 大学でもバレーボールのサークルに登録したようですが、勉強が忙しくてそれどころじゃないみたいです。 大学に入ってからは勉強している姿をよく見ます。 今までで一番勉強しているようです。 帰宅もわたしより遅くなりました。 先日、保護者会がありました。 大学の保護者会です! 前期を終えた時点での大学生活の様子や学習面について、担任の教授から詳しく話がありました。 大学ですが担任の先生がいらっしゃいます! もういちいち驚いてばかりです。 小学校、中学校、高校と見てきましたが、大学が一番手厚いように感じました。 生き残りをかけた大学の熱意の表れでしょうか。 それとも、社会全体が過保護になっているからでしょ

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  • ピンクの空をクジラが泳ぐ - 森の奥へ

    わたしの家は六甲山に続く尾根の東斜面に建っています。 夕方近くになると陽射しは直接届いてきません。 夕焼けが西の空を茜色に染めるとき、私の家からは東の空がピンクに染まって見えます。 ピンクの空にクジラが泳いでいました。 くっきりはっきりと、目の前に浮かんで見えました。 飛行船のようにゆったりと浮かんで見えました。 帰り道を急ぐふうでもなく見えました。 でも、当は心の中では大慌てだったのかもしれません。 暗くなるまでにおうちに帰らないとお母さんに叱られる叱られるって。 べそをかきながら一生懸命泳いでいくんだけど、どんなに気がせいても、泳ぐ速さは風任せです。 大丈夫、大丈夫。 まだもう少し、陽は沈まない。 お家に帰ったら、ただいまって大きな声で言うんだよ。 夕陽が照らすピンク色の空。 真っ白なクジラが東に向かって泳いでいきました。 pic.twitter.com/eAjT8SSZn9— 山

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  • 平成30年7月豪雨の最中に起きたわが家の「早朝の奇妙な出来事」の謎を解く - 森の奥へ

    7月7日にアップした記事のことです。 記事中で、「平成30年7月豪雨」の最中の7月6日早朝に、六甲山中腹に建つわが家で起こった、ある奇妙な出来事について書いています。 www.keystoneforest.net 早朝の奇妙な出来事─── それはこんな内容でした。 少し長いですが、そのまま再掲します。 6日早朝3時半頃のことです。わたしは浅い眠りでうつうつらとしていました。 突然部屋が明るくなりました。 すぐに身体を起こし隣で寝ていた家人を確認しました。 確かに家人は寝ていました。 えっ? 一体、誰が灯りを点けたんだ…… 「ねえ、電気点けた?」 と、わたしは家人に小さく声をかけました。 目を覚ました家人は眩しそうに顔を歪ませてから、ふと、その顔を寝室から廊下を隔てた先にあるリビングの方に向けました。 暑いので寝室のドアは開けたままにしていました。 「何かが光ってる。」 家人が言います。

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  • 異常気象が平年並みへ、非日常が日常になっていく… - 森の奥へ

    朝採り、朝撮り(^_^) 早朝からセミが鳴いています。 4時過ぎには声が聞こえていました。 彼らは早起き、一生懸命です。 眩しいほどの陽射しが降り注いでいます。 水遣りのシャワーを浴びて緑が輝いています。 朝のうちに庭の野菜を収穫しました。 パプリカ、大玉トマト、モロッコインゲン、サンチュ、そしてミニトマト。 冷蔵庫でしっかり冷やしていただきます。 パプリカはここまで黄色くなるのに1カ月あまりかかりました。 ですが、当はまだ「半分、青い」。 実は、テレビドラマをほとんど観ないのですが、NHKの朝ドラ『半分、青い』は録画して観ています。 思わず書き留めたくなる言葉が随所にこぼれています。 主人公の鈴愛(すずめ)は幼馴染の律からプロポーズされ、「無理」だと答えます。 今は漫画を描くことに集中したいので、無理、もう少し待って欲しい。 という思いだったのに、「無理」の前後を省いて答えてしまったわ

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  • 大雨一過~7月8日20時15分、神戸、大雨警報解除 - 森の奥へ

    7月8日20時過ぎ、4日間にわたって神戸市に発令されていた大雨警報がようやく解除されました。 西日各地に甚大な被害を与えた大雨でした。 わが家は停電こそしましたが、それ以外は大過なく今日を迎えることができました。 www.keystoneforest.net 10日現在、まだまだ被害の全貌が掴みきれていない状況です。 橋が軽々と流されていく映像を観ました。 泥流に足元を削り取られ、大きく傾いた家屋の映像も観ました。 ひとつの町がまるごと川に飲み込まれてしまった映像に絶句しました。 大雨の威力に戦慄すら覚えました。 数十年に一度の大雨だと言われています。 その大雨が今年降ったのは、これまでの数十年間にこれだけの大雨が降らなかっただけのことで、これからは、毎年のようにこれくらいの大雨が降るのかもしれない。 気になるのは、年々、気象庁の広報の方が大雨の危険性を伝えられる時の口調、表現が厳しさを

    大雨一過~7月8日20時15分、神戸、大雨警報解除 - 森の奥へ
  • 待ってたよ(^_^) - 森の奥へ

    待ってたよ(^_^) そーっと、そーっと。 撮れました(^_^) 速い速い。 右へ左へ。上へ下へ。また上へ。 やっとつかまえた。 見えますか? 右下を飛んでいます。 空に向かって、よーい、どん。 一斉に背を伸ばします。 向いてる先も向いてる形もみんな違う。 でも、 みんな鮮やか。 今年も咲いた。 アメリカンブルー。 君を植えた年に生まれた長男Mは、この春から大学に通っている。 隠し切れなかった黄色。 花だけに色が。 シルバーリーフ咲きました。 朝の水やりのあと。 光る水滴が眩しい、ホタルブクロ。 ホタルの代わりに袋に入っていくのは蜜蜂たち。 羽音が響いてきます。 うるさいほどに。 た 明るいね、眩しいね、あったかいね。 ありがとう。 みんな、みんな、待ってたよ。 先月(5月)は土曜・日曜に仕事が入ることがあり、それを言い訳にして、記事を書くのは一休み。 と思ったら最後、ズルズルと流されてし

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