日銀短観は、やはりと言うか、3期連続の悪化(大企業・製造業DI)となりました。「日本経済氷山論」というべきでしょうか。大企業・グローバル企業だけが好調な海外経済の恩恵を受けていて、中小・零細企業や個人は(一部を除いて)深刻な不況が続いているのです。国民所得の向上による内需振興策に切り替えないと、いつまでも、デフレ基調から脱却できません。(『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』児島康孝) 有料メルマガ『「ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!」連動メルマガ』好評配信中。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 国民は政府に何を望んでいるのか?岐路に立つ日本経済と安倍政権 日銀短観「3期連続悪化」から何を読み取るべきか 日銀短観は、平たく言うと、景況感のアンケート調査のようなものです。3ヶ月ごとに発表されます。 主な指標であ