「ニコニコ動画(ニコ動)」がインターネットとリアルの融合戦略を加速させている。今年4月の幕張メッセでのイベントに続き、今夏は全国各地をまわるツアーイベントを開催。過疎に悩む「町」で計3万7750人を動員し、町からのネット中継では延べ85万7000人の視聴者を集めた。リアルと融合するニコ動の戦略、そして未来とは。ニコ動を運営するドワンゴの最年少取締役で、メディアなどにはめったに登場しない"参謀"の横澤大輔氏が舞台裏を語った。(文中敬称略)
![日本経済新聞 リアルと融合「ニコ動」加速、参謀が明かす舞台裏 幕張メッセから離島まで、イベント攻勢の戦略と未来](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/36474dd0427db51a02bb3bafd9c190500cfb56ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO4712800011102012000000-106.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Deb0e98befab9ddff7114e4ad36e5957a)
「最近○○のせいで、結婚しなくてもいい、恋愛をしなくてもいい、という男子が増えているんですって」 そんなことを話しかけられたのは、騒がしい飲み会の最中だった。思わず聞き返した。 結婚しなくてもいい、恋愛をしなくてもいい。そんな気分にさせてくれる魔法が、どこの世界にあるというのだろう。 「え、よく聞こえなかった。それって」 「テンガですよ、テンガ」 テンガがTENGAと書くアダルトグッズであるということは、帰宅してインターネットのサーチエンジンで調べて知った。それはTENGAがデビューして半年ほど経ったころで、一部の好事家だけのものではなくなり始めた時期だったのだ。それから何ヶ月かして、あの事件が起きる。財団法人日本産業デザイン振興会が主催する、グッドデザイン賞の東京ビッグサイトの展示会で、一次審査を通過したにもかかわらず、突然TENGAブースに撤去が申し渡されたのだ。自己の仕事に誇りを持つ
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