ドコモなど携帯電話各社が、先月末以降、番号持ち運び制度(MNP)を利用して乗り換える人と新規契約者向けのスマートフォンの割引キャンペーンを次々に終了させている。 キャンペーンを適用すると実質0円以下で購入できるため、総務省が7月に、MNP利用者への過度な割引きの是正を求めるガイドライン(指針)にそぐわないとして、見直しを各社に求めていたことに対応した。 ドコモは、MNPと新規利用者が光回線とセットでスマホを契約すると工事代金最大1万8000円が無料になるキャンペーンを7月末で終了。KDDIも、MNPと新規に限定していた光回線とスマホのセット契約の割引きキャンペーンを8月10日で終了した。 その後、両社は対象を限定せずにキャンペーンを続行しているが、ソフトバンクは光とセットの割引きキャンペーンそのものを8月20日で終了する。 総務省幹部は各社の対応について「対象を限定しないことで、長期利用者