デストラーデ インタビュー(後編) 久しぶりに来日を果たした元西武のオレステス・デストラーデ。前編では90年代の西武黄金時代についての話を中心に聞いたが、今回は日本人メジャーリーガーを中心に、これからの日本野球について熱く語ってもらった。 (前編から読む>) 2002年にイチローと久しぶりの再会を果たしたデストラーデ(写真右端) ―― デストラーデさんは90年から3年間、日本でプレイし、93年にメジャーリーグに復帰しました。その数年前に、セシル・フィルダーやビル・ガリクソン、ウォーレン・クロマティが日本球界を経て、メジャーリーグで活躍しました。日本人にとって、日本と大リーグとの距離が縮まった印象があります。 「私は、メジャーリーグと日本の一軍との距離は遠くに感じていなかったよ。結局、日本の選手やファンが、大リーグを精神的な部分(マインド)で遠いものと考えていただけじゃないかな。実際、アキ(