「すみませーん、お水ください」「すみませーん、お会計」――飲食店でそんな風に声を張り上げた経験がある人は多いのでは。忙しそうな店員に声をかけるのは気が引けるし、気付かれないとストレスがたまる。店員側からしても、「お水」「注文」「食器が足りない」などのさまざまな要望で何往復もするのは大変だ。 飲食業界の働き方改革や生産性向上が注目されている中、飲食店の「すみません」を減らす製品が生まれている。エスキュービズムの「ねがブロ by noodoe(ヌードー)」だ。 「ねがブロ」は、リストバンドと直方体(ブロック)を組み合わせたIoT(モノのインターネット)製品。ブロックの面にはそれぞれ「お水」「会計」「片付け」などが書いてある。テーブルの上で用件が表になるようにブロックを倒すと、リストバンドに通知が行く。ホールスタッフはその通知を見て、テーブル番号と客の要望を確認できる――という仕組みだ。 発売は