小学1年生の頃、学校から帰ってきたら魔法使いの修行(仮)をしていた。 玄関掃除のホウキを跨いで、高さ50センチぐらいある石の上から何回もジャンプをしていた。 あと、ヨモギとかシロツメクサ、夏はツユクサを木の板に乗せて、それを石で潰して、魔法の薬(仮)を作っていた。 草に飽きてきたら、鉛筆削りのカスを投入したりもしていた。 近所の子たちが「何してるの?」「それ何が面白いの?」と不思議そうにみていたけれど、魔法使いになりたいことは秘密にしておきたかったから、「教えない」といって黙々とやっていた。 小学2年生になっても、それをやっていた。 見かねた親がバドミントンセットを私に買ってくれたけれど、それも魔法のフライパンということにして修行をしていた。 それを見た親が「ちゃんとバドミントンをやりなさい」と言ったけれど、バドミントンの羽根を屋根の雨樋に何回も乗っけてしまって超絶面倒だったから、やっぱり